【活動報告】高校生が福祉を伝える!2回目は福祉と関わっている「あの人」にインタビュー
昨年度に引き続き、神奈川県立藤沢清流高校とのコラボレーションをおこなっています。11月14日(木)は2回目として、高校生自身が藤沢市内を中心に福祉と関わる方々にインタビューをしました。
※1回目の様子はこちら
※昨年度の様子はこちらから(1回目、2回目、3回目、生徒インタビュー①、生徒インタビュー②)
藤沢清流高校とのコラボレーション
藤沢清流高校には自由選択科目「社会福祉基礎」があり、生徒自らが福祉に関心を抱き、学習できる環境が整っています。今年度も「社会福祉基礎」の授業を3日間いただき、藤沢の福祉や共生社会のあり方を考える講義、藤沢市内の障がい福祉に関わる方へのインタビュー、Ana Letterの記事を作成し情報発信をおこなっています。
この取組みは、次世代を担う高校生自らが藤沢の福祉に関心を抱き、高校生の視点で障がい福祉を捉え、高校生の言葉で発信していくことを大切にしています。また、これを機に、藤沢清流高校の生徒たちが藤沢市とさらにつながってくれたらと願っています。
全体の流れ
この授業は、以下のように、1日2コマ、全3回で実施します。
・第1回[2024年5月16日(木)]
ゲームを用いながら、心のバリアフリーや共生社会のあり方を考えるきっかけづくりをおこなう。11月におこなうインタビューに向けて、藤沢の福祉や取材の心得についても授業の中で触れていく。
・第2回[2024年11月14日(木)]
藤沢市内で障がい福祉と関わる方を中心にインタビューにご協力いただき、学校内で生徒自らが各々作成した質問項目をもとにインタビューをおこなう。
・第3回[2024年11月21日(木)]
インタビュー内容をもとに記事を完成させて、生徒自身が抱く、地域福祉や共生社会についての考えを伝える。
2回目の様子を紹介!
授業の内容
生徒たちは、障がいのある子を育ててきた保護者、理学療法士、聴導犬・介助犬と関わる仕事をしている人、児童相談所で働く人へのインタビューを希望しました。当日、ご協力いただいたのは、小木曽まこさん、落合航太さん、関水惠子さん、折谷妙子さんです。
皆さんには、授業の前半で、日頃の活動や想いをプチ講演「高校生に伝えたいこと」として語っていただきました。
- 障がいのある子を育ててきた母 小木曽まこさん(Nico’s Kitchen)
- 理学療法士 落合航太さん(湘南ロケット)
- 聴導犬・介助犬と関わる仕事 関水惠子さん(ウェルフェアポート湘南、Terrace-TiPi)
- 児童相談所職員 折谷妙子さん(中央児童相談所 虐待対策支援課)
その後、それぞれのグループでインタビュー開始!
目をキラキラさせて前のめりに質問する生徒たちで、教室中が賑やかになりました。事前に生徒たちがつくった質問項目以外にも、たくさんの話を伺い、インタビューの醍醐味を感じてくれたようです。
小木曽まこさん
落合航太さん
関水惠子さん
折谷妙子さん
プチ講演への感想
10分間という短い時間でしたが、自分の興味を抱く内容だけでなく、幅広く「福祉」と出会ってほしいと願い、生徒たち全員が4名の方からお話を伺える機会をつくりました。
小木曽まこさん
障がいのあるお子さんと過ごしてきた時間や想い、地域への働きかけやNico’s Kitchenを立ち上げるまでのお話を伺いました。
最後の言葉である「障がい者の者は、社会の社」が心に刺さりました。また、私も妹のおかげで知らないことを知れたし、幅が広がっています。ご飯、食べにいきます!
娘さんは、自分のやりたいことを見つけたのに、それを仕事にできないのはとても悲しいと思ったけれど、小木曽さんの「ないならつくる」というのがとてもすごいと思いました。今まで、できないことなどは自分の努力が足りないと思ってネガティブになるときがありましたが、私も人を頼ってもいいのだと思えました。
保護者の立場でしかわからないこと、子どもへかける声、助言がすごく響きました。「無理に壁を超えなくていい」という言葉も響きました。
5年間も訴えて、やっと巡回型学校看護介助員ができたのがすごいと思いました。障がい者のための学童などないものをつくろうという考えが浮かぶのが素敵だなと思いました。
実際に障がいのある子を育てていくなかで、娘さんの仕事先をつくったり、最後におっしゃっていた「障害者ではなく障害社」という言葉がすごく心に残りました。
カフェで働きたい娘さんのためにカフェを設立したのが強くてかっこいいと思いました。「幸せの概念がない」が心に刺さりました。進学先のことを考えて不安になっていたので、「壁は乗り越えなくていい」という言葉で少し安心しました。
「障がいのある娘さんがいたから自分がここまで強くなることができた」という小木曽さんの言葉を聞いて、何でもマイナスに捉えるのではなく、前を向いて進んだ小木曽さんのように、自分もマイナス思考にならずに物事を考えられるようになりたいと勇気をもらいました。
人に障がいはあるが、実際、障がいがあるのは社会という言葉に、少し納得しました。
行動力と何より愛がすごい!がんばる勇気をもらいました。
今まで親の視点からの話を聞く経験をしたことがなかったので、とても新鮮で、自分の視野が広がるいい経験になりました。
娘さんに障がいがある中で、親としての努力や覚悟がすごいなと感じました。実際にさまざまなことを行動に移して、娘さんのためにおこなうところがとてもすごいことだし、家族の愛を感じました。
自分の子どもに障がいがあってショックだったとは言っていたけれど、子どものために行動することができるのは本当にすごいし、尊敬できると思いました。最近では制度が整っていて、障がいがある人に対して、手厚くサポートしてくれているのは、声をあげてくれる人がいたからこそ成り立っているのだなと思いました。
「障がいがある子が生まれてきた」ではなく、子どもに障がいがついてきた。障がい者ではなく、障がい社なのではという言葉が印象的でした。
障がいのある子ではなく、わが子という概念で考えていて、もともと障がいに対して前向きな思いを抱いていたわけではなく、最初は障がいに対する知識が全くなかったのに、自分の子どもに対して学校に付き添ったり、働く場をつくったりと、障がいがあるから…と世界が狭まるのではなく自分で世界を広げていけるのがすごいと思いました。
どんな子だってわが子は可愛いと言われることが多いけれど、講演では、実際の親の本音や思いがすごく伝わってきて良い経験ができました。
落合航太さん
実際の現場では、理学療法士だけでなく幅広い職種が連携して人と向き合っていることや人生との向き合い方についてのお話を伺いました。
人としての話が心に刺さりました。全体的に人生について考えさせられる10分間の講演で楽しかったです。
先を見る力や一部だけでなく全体を見て判断をすることが大切だと教えてもらいました。勉強だけでなく遊びや人と関わることで学べることも多くあることを知りました。
年齢の高い方をよく見ているということで、人生の決定などについて教えてくださり、良かったです。
PT、OT、STの3種類があるのを知りませんでした。「人生はやり直せる、遅すぎることはない」というのが嘘というのがすごく心にきて、これからしっかりと考えていかなくてはと思いました。
目標と目的を決めるということを日頃から意識することはほとんどないので、意識してみたいと思いました。「人生遅すぎることはある」という言葉をしっかりと覚えておいて、たくさんの選択肢を持って、たくさん考えていきたいと思いました。
職業に就くのはゴールではないと気づけました。自分の人生なので、自分の選択肢を減らさないって大切だと思いました。若い頃にたくさん調べておくことの大切さを学びました。
落合さんの話を聞いて、小さな目標だけでなく、どんな人になりたいのかという最終的な目標を立てて、それに向けて、達成するための目標を決めて行動することを心がけてみようと思いました。
仕事は自分の表現の一部にすぎないというのが心に残りました。
目標と目的、人生はやり直せないし、遅いときは来るので、選べるときに選ぶことが大切だと学びました。
知らないことをとても多く聞くことができ、またネットでもわからないようなことも知れたので、とても面白かったです。子どもではわからない大人の人生観を聞けて、とても良い経験になりました。
人生設計について深く話していただいたことで、自分の今後についてしっかりと考えようと思えました。リハビリ職は、理学療法士だけでなく、他のOTやSTなど、全部がつながっていることを知ることができました。
理学療法士の仕事については簡単に内容を理解することができました。大人から人生観の話や、人生はやり直せないし、やり直すにしても遅すぎてしまうことがあるから、よく学び、よく遊んでほしいという言葉を聞いて、自分が本当にやりたいことをやろうと思いました。
人生は一度きり、遅すぎることもある。選択肢は減らさない。今やろうとしていることは、本当にやりたいことなのか考えたいと思いました。
PT、OT、STが対象にしているのは人だから全部を見ようとしなければならない。一人の人をしっかりと尊敬して、人として考えて取り組みをすることは簡単ではなく難しいことなので、どのようなものを実際につくって取り入れているのか気になりました。
PT、OT、STで学ぶことが違うと思うけれど、それでも、全部のことと関連づけてみることができるのがすごいと思いました。
関水惠子さん
ほじょ犬である盲導犬・聴導犬・介助犬の役割や現状、また、犬とユーザーさんとの関係や実際の声などについてのお話を伺いました。
ほじょ犬について詳しく知ることができました。心をサポートするエモーショナルサポートドッグはすごく良いを思ったし、もっと広がって欲しいと思いました。
あまり、聴導犬や介助犬、盲導犬と見なく、どうしたらいいのか全くわからないと思っていたが、この資格を持っている犬が少ないからかと思えました。犬も、人の身体の一部として行動してくれるのがすごいし、賢いを思いました。
聴導犬は、音に反応して、その音のなる場所まで連れていってくれることを知りました。その人にとって必要な音に合わせて育成をし、サポートしてくれることを知りました。
身体障がいだけでなく、精神障がいのある人をサポートする犬がいるのを知りませんでした。ほじょ犬は自分が思っているよりも多くないんだなとびっくりしました。「ほじょ犬がいなくても大丈夫な社会は一番いい」というのが本当にその通りだなと思いました。
介助犬が63頭、聴導犬は53頭と、盲導犬に比べてかなり数が少ないことが分かりました。エモーショナルサポート犬がいることで、より人に寄り添い、心の安らぎにもなると考えました。講習会にも足を運んでみたいと思いました。
その方々に合わせて、ともに生活しているワンちゃんがすごいと思いましたが、私自身、重度のアレルギーを持っているので、そこの共生は難しいんだろうなと思いました。でも、アレルギー持ちでも、ほじょ犬への偏見はないので、パートナーさんは何も気にせず楽しく過ごしてほしいなと思いました。
身体が不自由な人や障がいのある人の助けになれるのが人間だけでなくて、犬も助けることができると知りました。また、助けるだけでなくて周りの人のためになることも知れて、動物のもつ素晴らしい力だと感じました。
盲導犬はよく知っていたが、聴導犬・介助犬のことは全然知らなかったので、少しの時間でしたが、話を聞けてよかったです。第三者に知らせる役割もあること、盲導犬は796頭・介助犬は63頭・聴導犬は53頭、出先で車いすより犬に目がいくようになること、身体障がいのみでなく精神障がいをサポートする犬がいるのを初めて知りました。
ほじょ犬…すげぇ。めちゃくちゃ優秀だし…まぁ本当は、人と人が助け合うのが一番いいんだけどね。
犬がいることで社会参加ができるという自分にはなかった視点の話を聞け、自分も犬を飼っているからこそ、犬の重要性をより感じることができ、とても面白かったです。
ほじょ犬の数が全部足しても日本国内で1000頭もいないというのは、障がいのある人にとっては少し心配なことなのかなと思いました。エモーショナルサポート犬という心の病気がある人をサポートする犬もいるのが、とても良いことだと感じました。
ほじょ犬は3種類で「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」がいる。盲導犬や介助犬は見てわかるけど、聴導犬は見てもあまりわからないということがあるから、電車が止まってしまった際に声をかけるなど、気づいてあげないといけないと感じました。犬がいることで一人でお出かけするよりも周りの人の目が優しくなるという効果もあると初めて知りました。
障がい者でも、ワンちゃんを連れていると優しい目で見てくれることを知りました。
身体障害者補助犬法というものがあるのを初めて知りました。また、ほじょ犬は法律で守られているため、お店にもしっかりと入れることについても、自分の身の回りにはないから、あんまり実感がありませんでした。最も印象に残ったのは聴導犬で、人間と犬との会話が手話のように成り立っていてすごいと思いました。聴導犬や介助犬は日本の中で二桁しかいないのは、その存在を知らない人が多い世の中の象徴だと思いました。
「ほじょ犬が減っている」と話しているとき、「そんなに少ないんだ、もっと増えた方が良いのに」と思ったけれど、その考え自体がよくないというところが衝撃的でした。
折谷妙子さん
児童相談所の役割や機能、また、どのような家庭でも少しのボタンの掛け違いで虐待につながってしまう可能性があることやサポートが必要になることを伺いました。
「児相」と聞くと、虐待とか負のイメージを持つことが多いけれど、さまざまなことができるから驚きました。
相談する、助けを求めるのはすごく勇気がいることだと改めて感じました。それが難しいから相談できない子が多くいるのだと思いました。少しでも心配なことや不安を感じたら、すぐに相談できる環境をもっとつくりたいと思えました。
児童相談所で働いて思うことや経験を話してもらいました。チームプレイで協力していることが印象的でした。
虐待相談だけでなく、他にもいろいろな相談内容があるのだなと思いました。少しのボタンの掛け違いなどでどんな家庭もピンチに陥ることがあるなんて思ってもいませんでした。児童相談所には、いろいろな職業がいるというのがわかりました。
どんな家庭でもピンチに陥ることがあることを学びました。児童相談所にさまざまな専門職の人々がいるということを初めて知ることができました。LINEや匿名の相談ができると、電話よりも自分の気持ちを伝えやすくていいなと思いました。
私は虐待されていないけど、誰かに何かを相談することはとても勇気がいるとわかるので、助けてあげてほしいなと思いました。
児童相談所では一人が一人を担当すると思っていたのですが、実際は、たくさんの専門職の方がチームアプローチで支えていると知り、チームで人を支えることは医療現場だけではなく、さまざまな場面で使われていることを知りました。
虐待されている子どもを助けるだけでなく、その親子に寄り添うことが大事だと知りました。
虐待はどんな家庭でも起こりうることを知りました。児童相談所の強みは、さまざまな専門職がいることだとわかりました。
自分なりに調べただけではわからない児童相談所のいろいろなことを聞けて、とても面白かったです。
児童相談所は、虐待の相談だけだと思っていたけれど、違うことがわかりました。相談したいことがある人も、なかなか行動に移せない人が多いと思っていたけれど、さまざまな手段で相談できることを知り、それができれば安心だなと感じました。
虐待という言葉があるせいで、逆に相談しにくい場合もあるという課題があることを初めて知りました。「189」に連絡すれば相談することができること、相談するのは勇気がいることだが気軽に相談してほしいと教えてもらいました。
「虐待」という言葉があることで、余計に相談しづらいケースもあることを知りました。「189」で相談ができることも知りました。
どんな家庭でも相談が必要になる可能性はあり、「虐待」という名前が邪魔してしまうこともあると知りました。相談すること自体、勇気のいることであり、相談場所となる場が協力して仲良く受け入れることが大切だとわかりました。児童相談所のイメージが、ドラマの中だと子どもの幸せのために親から離すというイメージだったのですが、話を聞き、ひとりひとりに寄り添っていることがすごくわかりました。
児童相談所は、親から無理やり子どもを離すイメージがあり、「ひどい」「怖い」ところって思っていたのですが、今回、話を聞いて、「子どもにとって」を1番に考えていると分かり、より興味を持ちました。
インタビューをしてみた感想
生徒たちにとって、初めてのインタビュー経験。1回目の授業のなかで、インタビューの仕方や価値について、お話してきました。良い経験をしてくれたようで、とても嬉しいです。
●楽しかったけど、話が続かず、気まずくなってしまいました。
●私たちが思っていることと実際に仕事をしている人とでは思っていること、感じていることが違うと感じました。
●質問してもいいのか、すごく不安な中、インタビューしていました。NGな質問をしても嫌だし、お互いに良い思いになるように考えて、質問をつくったのはすごく良い体験になり、楽しくできました。
●インタビューをする機会なんて全然ないので、進行の仕方とか、聞きながらインタビューの答えを紙に書くのが思ったよりも難しかったです。インタビューしたい質問をあらかじめ決めておくことで、質問がスムーズにできて、すごく良かったです。
●インタビューをするための質問をあらかじめ準備していたが、その質問の答えに対する深掘りがその場ですぐできていれば、より深く、詳しく聞くことができたなと感じました。インタビューの際は、もっと頭の回転をよくしていく必要があると考えました。
●一つのお仕事にもさらに続きがあって、私が知っていることって少ないなと思いました。「失礼って思わなくていいから、たくさん聞いてね」と言っていただけたおかげで、たくさんお話ができました。人を支える福祉ってすごいなと思いました。
●インタビューを経験してみて、話を聞きながらメモを取ったり、重要だと思うことを厳選して言葉にすることが難しく苦戦しました。インタビューする中で、紙に向かって話を聞くのではなく、相手の顔を見ながら聞くことで、一つ一つの質問が印象に残り、大切だなと気づきました。
●初めは結構硬いインタビューになっていましたが、質問を進めるうちに、会話(内容)も盛り上がって、気軽に聞きたいことを聞けて良かったです。
●質問をすることで初めて聞けることもあって、面白かったです。課題としては、質問を細かくしたせいで、質問は7回したけど、実際まとめてみると、4〜5問分くらいになったことです。
●自分の意見や疑問が的外れではないかとても不安でしたが、いろいろなことを親身に答えてもらって、とても良かったです。
●質問の内容に失礼がないか心配だったけど、NGなしで答えると言ってくれたので、気軽に質問することができました。質問をしていく中で、楽しく会話が発展することがあり、インタビューをするのも面白いなと思いました。
●犬に対して困っていたことや知らなかったことを質問できて良かったです。ほじょ犬に対して、もっと興味が湧いたので、関水さんがいるカフェに行きたいなと思いました。
●ほじょ犬に対して、偏見があった部分もあったけれど、今回のインタビューでほじょ犬への見方がすごく変わりました。
●自分の知らない世界を知ることができたし、自分の中にある偏見や自分の考えが全然違っていることなど、いろいろなことを知れました。
●あまりインタビューをする経験がなく、一問一答みたいになってしまって、会話が広げられず、深掘りできませんでした。今後インタビューをするときがあれば、事前に情報を調べて、少しでも話を広げられるようにしたいです。
2回目の授業を終えて
「会いたい人に会う」「知りたいことを聞く」「話してみたい大人が目の前にいる」、今回も生徒たちの希望する内容でインタビューをおこなえるように、インタビューイーの皆さんにご協力いただきました。
もっと話したい、もっと質問したい、もっともっと…と、生徒たちの前のめりな姿を見ると、学びの本質は「心が動く」ことだと教えてもらいます。生きていくなかで、心が動く瞬間は何回あるでしょうか。置かれている環境や状況、また、そのときの感情で、その機会は大きく差があるように思います。
3回目の授業では、インタビューした内容をもとに記事の作成をしていきます。また、生徒たちには3回の授業を通して、「ともに生きる」とはどういうことなのか考えてもらってきました。その変化についても、聞いてみたいと思います。Ana Letterでの掲載をお楽しみに!