むぎむぎ通信 vol.6「ニヤッとしてもらいたい」

代表が書くコラム、柔らかく紡ぐ「むぎむぎ通信」です。

新年度が始まりました。「新しい」が多く溢れるこの時期は、誰でも少し気を張り、頑張ってしまうものです。毎日を重ねていくだけで、たくさんの疲れが溜まっていきます。
「頑張りすぎないで」と願う季節ですが、Ana Letterも新しいことを始めてみました。すでに、3月のお知らせでも掲載しましたが、4月1日よりサポーター制度をリニューアルしました(参考記事)。
障がいのアナは、社会の壁にアナをあける活動をおこなっています。メディアとして「Ana Letter」、その他に、共生社会に関する授業や研修、イベントなどがあります。
私たちの活動はサポーターの方々からの会費やご寄付で成り立っています。多くの市民活動がそうだと思いますが、会費やご寄付をいただいて初めて活動することができ、どうしたら、活動を継続できるかと考える日々です。

幸い、私たちの活動は2020年1月の設立から、滞りなく続けることができています。支えてくださる皆さんに、心から感謝をしています。
さて、これまでのサポーター制度は、皆さんの気持ちに甘える部分も多く、リターンが少ないものでした。今回は「Ana Letterのサポーター、すごいね!!」を目指しました。
私もそうですが、誰でも「お得」や「特別」を感じると、ニヤッとしてしまいます。Ana Letterでも、その「ニヤッ」をつくりたくなりました。私たちが生み出せる「ニヤッ」は何かなと考えたとき、人と人とのつながりから気づきや学びが得られるというAna Letterの原点に戻ってきました。
新しいサポーター制度は、月額で私たちの活動を支えていただき、そのお礼として、日頃の活動だけでなく、私たちが恩返しできる特典をギュッと詰め込んだものになります。

このサポーター制度には、さまざまな「ニヤッ」を詰め込みましたが、とくに楽しんでもらいたいのが、毎月のオンラインイベントです。これはインタビューを受けてくださった方を2名お呼びして対談する企画です。
「対談」というと少し重く真面目なイメージもあるかと思いますが、もっとざっくばらんとした、Ana Letterの裏側を見るような企画です。
サポーター限定で、笑いあり、ぶっちゃけトークありの貴重な機会にします。この「2名呼ぶ」というのがミソになります。
たとえば、パラスポーツ選手と福祉施設の人、インクルーシブ教育を考える人とゲームデザイナーなど…、背景や想いが異なる人を呼ぶことで、そこに出会いが生まれ、それぞれの経験から特定のテーマで語ってもらうことで広がりが生まれていきます。この企画は、多くの発見や面白さが生まれると私自身もワクワクしています。

ちなみに、第1回となる4月25日は、最近掲載したインタビュー記事のおふたりにお願いをしました。村上梓さん(インタビュー記事)と加藤伸輔さん(インタビュー記事)です。梓さんは中学高校時代の憧れの先輩であり、今も産後ケアでお世話になっています。加藤さんはラジオのインタビューで出会い、そこからご縁が続き、結婚式にも呼んでいただいた仲です。
おふたりは活動を通して、関わる方々に「自分を好きになる」「自分を大事にする」「自分に自信がもてる」を届けてくれている印象があります。
今回は、それぞれの経験から「自信をもつとは何か」を伺いたいと思っています。ご自身が自信をもてるようになったエピソードを聞けるかも知れませんし、そもそも、「自信をもたなくていいよ」という話になるかも知れません。
私のなかでは、「自信」は自分を守ってくれる盾のようなイメージでいますが、おふたりはどうなのでしょう。大切な言葉を重ねていけたらいいなと思っています。

そんなに素敵なものなら、無料でみんなが聞けるスタイルでやったほうがいいのでは?そのあとに、YouTubeなどで公開したほうがいいのでは?など、考えてしまいますが、よりリアルな話を聞けたり、より楽しい話を聞くにはクローズドである必要性もあるのかなと思っています。
まだ試行錯誤の段階なので、少しずつ変化をさせる可能性はありますが、今のところ「応援してくださる方への感謝」という形式で、やってみたいと思います。
初月無料のサポーター制度です。遠慮される方もいると思いますが、1ヶ月でサポーターをやめても大丈夫です。むしろ、1ヶ月そばに来てくださったことを嬉しく思います。Ana Letterが試みる新しいチャレンジに少しでも興味を持ってくださった方は応援していただけると嬉しいです。
新しいサポーター制度について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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