【活動報告】企業向け障がい者雇用セミナー(講師)

昨年12月5日(木)、藤沢市(産業労働課)、湘南障害者就業・生活支援センターが主催する「企業向け障がい者雇用セミナー〜障がい者雇用の実戦から〜」が開催されました。そのなかで、障がいのアナは、障がい者雇用の合理的配慮について、講演いたしました。
障がい者雇用と合理的配慮
障がい者雇用においては、「従業員」と「顧客等」の2つの方向への合理的配慮を考える必要があります。
障がいの社会モデルに始まり、4つの視点で考えるバリア、合理的配慮の基本的な考え方についてご紹介しました。とくに、障がい者雇用においては、『障害者雇用促進法』『障害者差別解消法』の2つに触れ、従業員に対する合理的配慮と、顧客等に対する合理的配慮を整理しました。
「合理的配慮の提供義務」と聞くと、堅苦しい印象がありますが、やっていくことはとてもシンプルです。障がいのある人と事業者が、お互いに思い込みで相手のことを判断せず、柔軟な対話をしていくこと、そして、お互いの折衷案となる実現可能な対応策を一緒に考えることが大切です。
障がいのある人の状況や求めているものは、これまでの自分の経験と離れているので想像は難しいかもしれません。また、想像だけで進めてしまうことも決して良いことではありません。「お互いにわからなくて当然」という発想から、対話を重ねていけると良いなと思っています。
当日の内容
当日使用したスライドの一部をご紹介します。
dd50376d0d9e2c2d3af138d95ae61383※合理的配慮の提供に関する研修資料は、こちら(ふじさわ障がい者お仕事フェア)も参考になさってください。


貴重な機会をありがとうございました!