インタビュー

ゆいまーる訪問看護ステーション、開所!

2020年11月2日(月)藤沢市羽鳥に新たな訪問看護ステーションが開所しました。お隣の「おひさま薬局」と同じ法人が立ち上げたという訪問看護ステーション。ゆいまーる訪問看護ステーション管理者の吉原望美さんにステーションの特徴について伺いました。

そもそも訪問看護とは?

吉原望美さん
吉原望美さん

病気やお身体に不自由があっても、それぞれの住み慣れた地域やご自宅で、その人らしい療養生活が送れるように、看護師などの専門職がご自宅に伺い、支援させていただくサービスです。

どんなことをやってもらえる

吉原望美さん
吉原望美さん

血圧や脈拍、体温などをチェックする病状の観察や、リハビリテーション、療養生活の相談、医師の指示による医療処置、薬の管理、日常生活の援助(入浴・清拭・洗髪、食事、排泄の介助)、ターミナルケアなど、幅広いサービスをおこなうことができます。

また、「看護」と聞くと、自宅で医療機器などをつけている方が利用する印象もあるようですが、こちらでは、病気にならないように予防していく事も重要視していますので、どなたでもお気軽にご相談ください

ゆいまーる訪問看護ステーションの強みは

吉原望美さん
吉原望美さん

最初にも少し話題になりましたが、隣は「おひさま薬局」です。同じ法人が運営しているため、スムーズに紹介することも可能です。おひさま薬局では、薬剤師さんによる介護相談や訪問もしているため、ご紹介などの必要がありましたら、いつでもお声がけください。

また、そもそも、訪問看護のおこなうケアでは、服薬管理というものも多くなっています。薬についての不安な事は、薬剤師と連携し、すぐにお伝えができます。遠慮なさらず、いつでも言ってください。

そういえば…事業所名の「ゆいまーる」って?

吉原望美さん
吉原望美さん

これは沖縄の言葉です。人と人とのつながりや助け合いという意味があります。一人ひとりのお気持ちに寄り添い、安心してご自宅で過ごせるように地域連携を積極的におこなっていきたいと思います。助け合いの輪が一人ひとりの手から伝わって、大きな輪でつながるような地域をつくっていけたらと目標にしています。

訪問看護ステーションは、利用できる地域は決まっているの?

吉原望美さん
吉原望美さん

私たちの主な訪問エリアとして、藤沢市では、大庭、城南、羽鳥、辻堂新町、辻堂神台、辻堂、辻堂元町、辻堂太平台、辻堂西海岸、辻堂東海岸、鵠沼神明あたり。茅ヶ崎市では、赤松、小和田、本宿町、代官町、浜竹、松浪を想定しています。ただし、他の地域でも利用したいと思ってくださる場合には、ぜひご相談いただけると嬉しいです。

利用できる年齢は?

吉原望美さん
吉原望美さん

年齢制限などはないです。赤ちゃんからご高齢の方まで、みなさんご利用いただけます。ただし、医師からの指示書が必要になります。訪問看護は、介護保険・医療保険・自費といった3種類の支払方法があるのですが、いずれにしても、主治医から訪問看護指示書というものが発行されて訪問看護のサービスを受けることが可能になります。かかりつけのドクターや看護師、介護支援専門員(ケアマネジャー)、または、ゆいまーる訪問看護ステーションにご連絡ください

サービスを利用できる時間帯も決まっているの?

吉原望美さん
吉原望美さん

事業所ごとに違いますが、ゆいまーる訪問看護ステーションの営業時間は、こちらです。

月曜日から金曜日 午前9時00分 ~ 午後4時30分

( サービス提供時間 午前8時30分~午後5時 )

※土日祝日と12月30日~1月3日は休業です。(祝日のみ応相談)

緊急訪問をご希望の方は、24時間365日対応いたします。

地域の皆さんへひとこと、お願いします!

吉原望美さん
吉原望美さん

退院後の身の回りのことが不安であったり、病院でのケアの継続やお子様との生活に不安があったり、ご自宅に戻ってから不安が大きくなることもあると思います。また、最期までご自宅でご家族とともに暮らしたいという方もいらっしゃると思います。不安に寄り添い、専門職としてご家族みなさんの安心感をつくっていきたいと思っています。気軽に相談できる看護の専門家として、医療の視点と福祉・介護の視点の両方から、みなさんの生活を支えていきたいと思っています。ぜひ、いつでもご相談ください。

※個人情報の取扱い(ゆいまーる訪問看護ステーション)

こちらも合わせてご覧ください

ゆいまーる訪問看護ステーション

住所:〒251-0056 藤沢市羽鳥1-6-18

電話:0466-86-5717  FAX:0466-53-2228

WRITER

小川 優

大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。

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