コラム

むぎむぎ通信 vol.8「7ヶ月の娘とともに初めての柔道場へ」

代表が書くコラム、柔らかく紡ぐ「むぎむぎ通信」です。今回は、皆さんに読んでいただきたい、2つのインタビュー記事をご紹介します。

今日は7ヶ月になった娘とともに、都内にお出かけしてきました。「お出かけ」といっても、私の取材のお付き合いです。ベビーカーで出発し、小田急線、横浜線と乗り継ぎ、JR片倉駅まで行ってきました。私も娘もこんなに長く電車に乗るのは初めてだったので、ふたりして大冒険でした。どこへ向かったのかというと、「ID柔道Study Camp 2025」です。

以前インタビューさせていただいた濵名智男先生が昨年6月に設立した「ID柔道Network」が主催で、外国の指導者や選手も集まり、とても活気のあるスタディーキャンプでした。

障がいの有無、年齢、国籍も関係なく、ごちゃまぜで稽古が進み、「違い」を感じる瞬間は一瞬もありませんでした。支援的に関わることもなく、とても気持ち良い空間でした。

改めて、スタディーキャンプの様子は報告記事として掲載しますが、その前に、ぜひ濵名先生のインタビュー記事を読んでいただきたいです。約20年間にわたり、知的に障がいのある方と柔道を通じて関わり、そのなかで「柔道の本質とは何か」という問いと深く向き合う機会を得たと話す濵名先生の言葉には、多くの大切なものが詰まっていると思っています。これからの地域づくりのヒントにしてもらえたら嬉しいです。

濵名先生、ありがとうございました!

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WRITER

小川 優

大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。

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