お知らせ

【活動報告】小冊子が藤沢市から発行されました!「生きる」を支え合う(執筆)

心のバリアフリー推進事業の一環で、藤沢市から小冊子が発行されました。この度、執筆依頼をいただき、改めて「どのようにしたら、ともに生きられるのだろう」と考える機会になりました。小冊子は、2,000部発行され、藤沢市障がい者支援課の窓口で受け取ることができます。

執筆依頼を受けたとき

原稿依頼をいただいたとき、藤沢市から「ふとしたときに手に取りたくなるもの」「読んでいて、心が和らぐもの」「違いを見つけあうのではなく、私たちは同じなのだと感じられるもの」というお題をもらいました。

違いの先にある同じを知るー

Ana Letterがつくる世界観と近く、それでいて、もっと大衆的であり、壁をつくらないもの。「ともに生きる」という言葉よりも「ともに生きたい」と思える本をつくりたいと思い、執筆を進めました

「障がい」とは何であるか

あとがきにも書きましたが、この本では「障がいとは何であるか」という点に触れませんでした。その理由は、「病気があるから」「障がいがあるから」という発想が残っている限り、私たちは「私とあなたは違う」という考え方から離れられず、そこにできた溝が埋まらないからです。

「ともに生きる」は、難しいようで、とてもシンプルなものです。「私たちはもっと楽に生きられるし、もっと楽に生きていい」そう信じ、言葉を綴りました。手の届くところに置いていただき、多くの方の「大切な一冊」にしてもらえたら嬉しいです。

小冊子を読むには

2,000部の冊子が発行され、藤沢市役所の障がい者支援課の窓口にて、配布しています。また、藤沢市のホームページにも掲載されていますので、お読みいただけると嬉しいです。

絵は、Ana Letterのライターでもある、はしもとあきこさんにお願いをしました。柔らかいタッチが内容を優しく包んでくれています。また、冊子のなかには、皆さんの声を載せています。今年2/19〜25に実施した『冊子作成のためのアンケート』では、95名の方にご協力をいただきました。紙面の都合上、掲載できなかったものもありましたが、たくさんの想いをお送りいただき、ありがとうございました。

全文:「生きる」支えあう(藤沢市ホームページ)

障がいのアナの活動を応援する

WRITER

小川 優

大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。

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