むぎむぎ通信 vol.9「Ana Letterの新しい風」

代表が書くコラム、柔らかく紡ぐ「むぎむぎ通信」です。今回は、これからAna Letterで始まる2つのコンテンツの紹介です。

Ana Letterは、インタビュー、コラム、ニュースの3つのカテゴリーに分かれています。
カテゴリーの名前通りですが、【インタビュー】にはインタビュー記事、【コラム】には「むぎむぎ通信」をはじめとするコラム、【ニュース】には毎月のお知らせである「Ana Letterたより」と「わくわく地域情報掲示板」があります。
【インタビュー】と【コラム】のなかに、新しいジャンルを加えていくのが今回のトピックスです。

増やすジャンルは「アナレポ」と「寄稿」です。
「アナレポ」は、藤沢市につながるアナをあける活動を取材していきます。従来のインタビュー記事が「人」に焦点を当てているのに対し、アナレポは「活動」に焦点を当てるものになります。写真を多くし、文字は少なめ、主催者や参加者の想いも載せますが、従来のインタビュー記事よりも読みやすくライトなイメージです。
「寄稿」は、その名の通り、Ana Letterのライター以外にお願いをして、記事を書いていただきます。さまざまな視点の話に触れられる機会になり、読者の方々にとって、視野が広がる面白いものになるのではないかと思っています。

障がいのアナの活動を始めて6年目になり、少しずつですが、Ana Letterを知ってもらう機会も増えてきました。
また、私たちのサイトが「違い」ではなく「同じ」を伝えようとしていることや、柔らかく伝えることを大切にしているのも少しずつですが浸透してきています。
次のステップは、視点を増やしていくこと。メディアの軸はブレないようにして、私ではない目をたくさん入れること、つまり、書き手を増やすことが目標です。
アナレポは早い段階で私から離して、学生など、若い子たちが福祉的な活動に触れ、各々の気づきとともに地域をレポートする構造をつくりたいと考えています。

Ana Letterの新しい風。親離れ、子離れとも似ているのですが、少しずつ、Ana Letter自体が育ってきたからこそ、離していく「今」というタイミングがやってきました。
フェーズを変えるとなると、やることは多くありますが、私たちが描く「社会の壁にアナをあける」により近づくために大切なステップになると信じています。
あわせて、障がいのアナのコアメンバーも募集していきます。SNSなどで告知もしていきますが、興味を持ってくださる方はご連絡いただけると嬉しいです。
5月は黄緑色の光が見える大好きな月なので、「はじまり」の決断ができたことにワクワクしています。