コラム

【高校生ライター】笑顔は連鎖する!?

今年度、障がいのアナには高校1年生の野元小暖さんがNPOインターンで来てくれています

今回は、小暖さんの経験をコラムにしてもらいました。「違い」の先にある「同じ」を知る、という私たちの想いに通ずる素敵な内容です。ぜひお読みください。

NPOインターンコラム

皆さんはどんなときに笑顔になりますか?

その日の気分、周りの友だち、時間帯など自分を取り巻く環境によって大きく変わると思います。私は友だちと何気ない会話で笑い合ったり、Youtubeで面白い動画を見つけたときに笑顔になります。

さて、話は変わりますが、私は今年の夏にProject Abroadの活動でカンボジアに行きました。2つのボランティア活動に参加し、1つは小学校で英語を教えること、もう1つは公衆衛生の普及啓発でした。

その中で私が一番印象に残っていることは『笑顔は世界共通』ということです。

小学校でのボランティアのときは、私が登校すると笑顔で待っていてくれる子や抱きついてくる子もいました。子どもたちは授業中も積極的に参加し、笑顔で楽しそうに学んでおり、私も嬉しくなり、子どもたちが自分を笑顔にさせてくれているという実感がありました

休み時間など私が笑顔で子どもたちを見ていると、子どもたちも笑顔で近づいて来てくれたこともありました

私は英語が上手にしゃべれるわけではないのですが、同じ活動に参加する他のボランティアの優しい眼差しや笑顔あふれる子どもたちのおかげで、早い段階で自分も活動になじめ、笑顔が増えたように思っています。

笑顔を含むジェスチャーなどの非言語コミュニケーションは、言語の壁を乗り越えることに気づきました。

話は逸れましたが、誰かが私に笑顔で接してくれると私も必然的に笑顔になれる。そうすると私の周りにいる人が笑顔になる。

このような笑顔の連鎖がきっとあるのだろうと思っています

『笑顔は連鎖する』

もしこの法則が成り立つのなら、私たちの日々の笑顔こそが私たちの周りの人の笑顔につながり、巡り巡って私たちのもとに返ってくるのかもしれません。そう考えると、一日一日の中に小さな楽しみを見つけて、笑顔で過ごしていきたいと思います。

子どもたちと関わることによって子どもたちの純粋な心、無邪気な笑顔をお裾分けしてもらえました。次はこのお裾分けを私が周囲に配る番です。

皆さんも何気ない日常から『笑顔の連鎖』を始めてみませんか?

『笑う門には福来たる』この言葉の重要性に気付かされた素敵な留学でした!

この記事は、高校1年生の野元小暖さんのコラムです

WRITER

障がいのアナ

いつも「障がいのアナ」をご覧いただき、ありがとうございます。

RECOMMENDおすすめ記事