コラム

【活動報告】社会の壁のアナをあけるステッカーが完成しました!

昨年のバースデードネーションで多くのご支援をいただき、ついにステッカーが完成しました。

障がいのアナは「ともに生きたい」と思える社会を目指しています。そのためには、違いの先にある「同じ」を知り、社会のなかにある壁にアナをあけていくことが大切だと考えています。

Ana Letterに掲載する記事は、私たちの価値観を柔らかく広げてくれると信じています。その記事を藤沢市内の多くの場所で読めるように…と願いを込めて、このステッカーを作成しました。

貼ってくれる場所、置いてくれる場所、大募集中です!

ステッカー紹介

ステッカーは、全部で4種類。日頃の持ち物に貼ると、このようになります!

光沢のないマットなタイプの3色。こちらは、マットコートしてあるので、屋外や普段使うものに貼っても剥がれにくく、使用しやすいです。

こちらは特別感のあるゴールドステッカー。光沢感のあるフィルム素材でつくったため、電化製品などにも貼ることができ、こちらも耐久性に優れています。

ステッカー大作戦とは?

私たちの記事を読むためには、自分から記事を検索したり、SNSなどでリンクをクリックしたりしないといけなく、なかなか辿り着くことができません。

「もっと多くの人に知ってもらいたい」「もっと手軽にサイトを見てもらいたい」そこで思いついたのが、ステッカー作戦でした。藤沢市内の多くの場所にステッカーを貼り、ステッカーの二次元コードから気軽に記事を読んでもらいたいと考えています

ステッカーをゲットするには?

取材やイベントを通して、お配りします。ぜひ、全色を揃えにいらしてください♪

また、「店舗や施設に貼りたい」「社員に配りたい」など、拡散にご協力いただける方には、郵送もしくは持参させていただきます。ご連絡は、以下のフォームからお願いします。

ステッカーは、スマホやパソコン、ペンケースなどの持ち物、また、店舗や施設がある方は、建物内などに貼っていただけると嬉しいです。

デザイナー紹介

今回のステッカーは、素敵なデザイナーさんと出会えたことで、想像以上に素晴らしいものになりました。デザインを担当してくれたのはhattori DESIGNの加藤亜美さんです。

photo by Chihiro Yasuda

パッケージ(包材)・モーショングラフィックデザイナー
ロンドンでコンセプトを重視したアート感覚を磨き、化粧品会社で実務経験を積む。QVCでの映像表現のスキルを身につけ、その後フリーランスに転身。現在は、星野リゾートなどのホテルや観光業のデザイン制作がメイン。湘南や西湘エリアのホテルや観光業向けに特化したサービスを提供するため、独自のアプローチを考案中。

このデザインのコンセプトを教えてください!

hattori DESIGN
hattori DESIGN

Ana Letterの <違いの先にある「同じ」を知る> という言葉に出会ったときに、とても共感し、自分の中にあった気持ちが言語化されたようでとても感動しました。また、「違うこと」をとても難しく捉えてしまう人もいることが課題だと感じますが、Ana Letterでは非常にポジティブかつ分かりやすく紹介されていることが魅力だと感じました。

ステッカーデザインでは、さらに多くの方に知ってもらうために、ポップでカジュアルな印象を目指し、「難しさ」を取り除く必要があると考えました。ステッカーは全部で4色あります。たくさんの色があることで、さまざまな課題を示すことができますし、どの色を何に使うか、どのようなニーズがあるかを考えるだけでワクワクします。それに、みんな、色を選ぶことが大好きです。

<社会の壁にアナをあける> というAna Letterのミッションとワクワク感を目指したのが、このデザインです。描かれているイラストは人だけではなく、動物も関心を示しています(笑)

さらに多くの方に、この二次元コードの先のAnaLetterにアクセスしてもらえることを願っています!

デザインの仕事をするときに大事にしていることは?

hattori DESIGN
hattori DESIGN

デザインの価値の捉え方は人や企業によって異なり、数値で測ることも難しく、デザイナーには特定の資格が存在しません

それでも私がデザイナーとして仕事をいただけるのは、クライアントの方々が、私に価値を感じてくれたからだと信じています。その信じていただいた価値を実感してもらえるように、求められていることを理解し、それを最大限に発揮することが肝要です

基本の「き」みたいな話ですが、私がデザインの仕事をするときに、とても大切にしていることです。


皆さんのおかげで、とても素敵なステッカーが完成しました。Ana Letterのイメージともつながり、そして、これまでにはない「新しさ」もある

このステッカーの先には、もっと暮らしやすい柔らかい社会があると信じています。皆さんにステッカーを受け取ってもらえることが楽しみです。本当にありがとうございました。

WRITER

小川 優

大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。

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