【高校生ライター】文化の違いを知り、お互いを尊重し合う方法を考えるオンラインイベント
今年度、障がいのアナには高校1年生の野元小暖さんがNPOインターンで来てくれています。
昨年10月10日には、野元小暖さんが企画したオンラインイベントを開催。その様子を小暖さんがまとめてくれました!
10月10日にオンラインイベントを開催し、15人の方に参加いただきました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました!
また、藤沢市長である鈴木恒夫様もご参加くださり、激励の言葉をいただきました。
当日の様子
私の活動報告や、価値観の違いについて、みんなで考えました。
前半
『カンボジアでの活動を報告』
カンボジアでおこなった2週間の教育活動と1週間の公衆衛生から学んだこと、得られたことを動画を交えながら報告。実施後のアンケートでは、このコーナーが一番印象に残っているという方が多く、嬉しかったです!
カンボジアでの経験はコラムにも書いたのでご興味がある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです!
当日は、参加者の皆さんとディスカッションをしました。
日常生活の中でどういう時に「違い」を感じますか?どのような気持ちになりますか?
こんな話題がありました
・休日の過ごし方は各々違うなと感じます。
・色んな国にルーツがある方が職場で働いていて、お弁当の中身に見慣れない食材を使用している方がいます。普段の食べ物から国によって違いがみられて、会話の糸口になる から面白いです。
・子どもと自分はすごく違うなと感じます。子どもは自分の延長で見てしまうこともありますが、「違う」と意識することが親離れ・子離れするきっかけになると思います。
後半
『違いの先を考える』
オンライイベントをおこなう前に、どのような質問だと価値観の違いがあるのか、同じ部分があるかを外国人と日本人を対象にアンケートをおこないました。
海外からは、アメリカやイギリス、タイ、ベトナム、中国、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドの方々に協力いただきました。
同じだったこと
同じこともあれば、国や大陸によって違った回答もあり、面白かったです。
「違い」を受け入れるためにあなたが意識していることは何ですか?
こんな話題がありました
・なるべく冷静に判断し、事実を見るように意識しています。また自分のやりたいことと現状を分けて考えると、違いが見えてきます。
・相手の状況を想像し、何をみて何を思っているか考えてみます。
・障がい福祉の現場で仕事をしていると、「違い」だけでは済まされないこともよくあります。しかし、受け入れられないこともあるよねという考えを、自分自身が受け入れることを意識しています。
その違いを、今よりももっと前向きに捉えるために、あなたはどのような考えができますか?
こんな話題がありました
・モヤモヤしていることは同僚などに話を聞いてもらい、一人で悩まないようにしています。
・違う意見でも同じ意見でも理由を深堀りしてみることを大事にしています。
ご参加の皆さまからのアンケート
コラム「笑顔は連鎖する!?」を読んでくださった方は、ご感想をいただけると幸いです!
・小さな楽しみを見つけて笑顔で過ごす、の言葉に頷きながら読みました。
・まさにその通りだと思います。笑って楽しそうにしていると、そんな風に笑っているの人が集まってきて、友人が沢山できるかなぁと思います。とはいえ辛いときもありますね。自分がどんなときも笑っていようと決めて、悲しみも怒りも寂しさも連鎖するので、その連鎖が来ても一緒に共に乗り越えていける強い人、そういう意味でも笑顔は連鎖していく。本当に笑顔は連鎖するなぁと読ませていただきました。
・「情けは人のためならず」かなと最初は感じましたが、make happy! という誰も持っているソーシャルキャピタルなんだと思いました。
・何事も笑顔が大切だと感じました。
コラム「幸せのあり方」を読んでくださった方は、ご感想をいただけると幸いです!
・嬉しい、幸せと感じる経験が他者の幸せにつながる。大事な気づきだと思いました。
・ステキなお誕生日ですね、小暖さんのお人柄ですね!人に何かしてあげられるって自分が幸せでないとできないですものね!
・健幸、well-beingに通じることだと思いました。主観的なウェルビーイングは一人ひとりの中にあるけれど、多くの人に共感してもらうには客観的ウェルビーイングも大事なので、社会的要因においても幸福度が見えるようになるといいなと思っています。
本日の感想をお願いします!
・他者との違いを安易なレッテル貼りで分かったつもりになっていないか、考える機会になりました。ありがとうございました
・緊張しながら、丁寧に進行している姿、素敵だぁと思いました。どうもありがとうございます!
・ありがとうございました!
・話し合いの時、参加者の方は「すべての人が違うことが当たり前。前提としてある。その上でどうするべきか考えている」という意見が多かったように思います。一方で世間を見ると、まだまだ「なぜ違うのか、どうやったら足並みを揃えられるのか」を考えている人も多い。仲間同士で手を取り合い「違くて全然オッケー!」という価値観を柔らかく広めていくことで、より安心して暮らせる社会を目指したい。
今後に向け、何かアドバイスがあれば書いていただけると嬉しいです!
・柔らかい雰囲気の中で双方向のやり取りもあったのが良かったです。
・若いっていいなぁと思います!たっくさんの経験で、きっと素敵な大人になっていくんだなぁと思いました。その経験が大きく飛躍するための準備ですね!いろいろな事へのチャレンジ!がんばってください。
・PERMAモデルを使って、体験やカンボジアの子どもたちのことを振り返ってみることをお勧めします。良い体験にはこんなことが関わっていたんだなと思うことで、みんなの幸せをひょっこり出してあげられるかも。
・これからも頑張ってください!
・体験をシェア、そしてアウトプットしまくっているのが、本当〜〜〜に素晴らしいと思います!ぜひ続けてください。
オンラインイベントを振り返って
企画、計画、司会、進行などイベントを主催するにあたって、すべてが初めてでした。本番もとても緊張していましたが、無事に終了できてほっとしています。
自分がおこなった活動をアウトプットし、たくさんの方に伝えられたこと、とても嬉しく思います。素敵な機会を作っていただき、ご参加いただきありがとうございました。
NPOインターン高校1年生 野元小暖