コラム

藤沢ふれあいフェスタ2022 想いを集めて「こんな藤沢市にしたい!」

先週末、12月3日(土)には『藤沢ふれあいフェスタ』が開催されました!障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめるお祭りです。

早く「障がいの有無に関わらず」とあえて語らず、どのお祭りも、誰もが楽しめるお祭りであって欲しいなぁと思いますが…焦り過ぎてはいけませんね。「当たり前」ができあがるには「時間」が必要。緩やかな変化は、無理のない、確かな変化になると信じています。数年後に「あの一歩一歩も大事だったよね」と、皆さんと語れることを楽しみに!

障がいのアナは「展示」と「司会」

今回は、分庁舎1階で活動展示と、本庁舎1階のふれあいステージで司会を担当しました。当日の様子を写真と共に紹介します!

分庁舎1階 展示

障がいのアナでは、皆さんとつくる参加型の展示をおこないました。

マグネットにそれぞれ「こんな藤沢市にしたい!」という想いを書いてもらい、展示にペタッ!

参加してくださった皆さん、ありがとうございます!!

展示には、たくさんの「想い」を寄せていただきました

同じ地域にいても、日々感じる想いは異なり、願うミライも異なります。でも、どこか、根底にある想いは似ている。

お名前は文章中には記載しないので、写真の中で、ご覧ください♬

どんな藤沢市にしたいですか?

みんなにやさしい町 ふじさわ(^^)

“こまっている人のたすけになりたい”そう思える人がふえる町に!

誰もが笑顔になれる、キュンとするまち藤沢 ^_^

大変な思いをしている時に「困ってる」と周りに相談してもいいんだと思える街に

誰もが安心して暮らせるまち 藤沢!

初めて参加しました。人間みな平等ということを教えられました。

笑顔があふれ、誰もが安心して暮らせる藤沢になります様に(応援しています)

だいすけさん、かんどうしました。よかったです。

公園遊具がユニバーサルデザインのがどこでも利用できるように広がって欲しい。一部だけなので。

世界中の人々が仲良く、助け合って生きていけるよう、発信できる優しい市になってほしいです!

Love&Peace*春夏秋冬…四季を美味しく楽しく感じながら、いつも正直にいられる笑い合えるまち藤沢…

皆が今日という1日を大切に生き、明日も生きていこうと思える街になってほしいです。

笑顔あふれる、みんなが住みやすいまちにしていきたい!

笑顔が沢山見れるまち(^^)

そっとよりそえられる、気軽に話せる街にしたい!!

みんなが笑ってる(o^^o)

平和で心が豊かになれる藤沢がいいです

よわい、ちいさい、すくない、を大切に!!

ゴミが道に捨てられています。ゴミのポイすてのない藤沢市になって欲しいです

笑顔でいっぱいの藤沢(^^)

てきどにイナカ。そこそこ都会。ゆるく、楽しく、誰もがほどほどに豊かに暮らせる街でありますように!

みんなが安心して笑顔で生きることができる、ひとりひとりの輝きをはなって生きてゆける(^^)

みんながやさしくて、わるい人がいないふじさわにしたいです。

思いやりに溢れ、その思いやりが、みんなに届く藤沢市に♡

笑顔な町でいつまでも入られますように。

自然に声かけあい、楽しくお話できる優しい街にしよう!

その人らしく、くらす街 藤沢。みんなを大切に想う1日に…

困ってる人にさっと手を差し伸べられる社会!

大人になるのが楽しみになる町に!

みんながそれぞれのペースで進める社会に!1人ひとりの心を大切に過ごしたい。

未来に責任を持って生きる社会に!みんなでしていこう(^^)

だれでも出入りできる広場があるとイイナ♡お弁当たべたり、お茶のんで、みんなでおしゃべり!!

アートにあふれる藤沢。通路、学校、公園など、いろいろなところに身近なアートをたのしみたい

毎日、レディオ湘南を聴き、毎日、湘南ユナイテッドBCの話題で盛り上がり、毎日、藤沢っていいなぁと思えるような豊かな街であってほしいです!

“たすけあいのまち”ふじさわ!!皆さんの笑顔あふれる1日に!

すみやすい町になりますように

すべての人が自分の生きている価値を感じられる社会!障がいのアナ代表 小川優

イラストで描いてくれた、おふたり!
ふれあいステージ 司会
司会の合間に妹たちと!

2019年の『藤沢ふれあいフェスタ』初開催に続き、今回も司会をさせていただきました。手話通訳の方、要約筆記の方と、トリプル司会のような気持ちで「伝える」に専念し、演者さんや舞台を支えるのはとても幸せなこと

そして、今年はもう一つ、嬉しいことが!

それは、プロフィールです。藤沢市のHPの中で、肩書きとして『障がいのアナ代表』をつけてもらうことができました。初開催のときには、まだ、私たちの団体は発足していなかったので、3年という月日を実感すると共に、アナウンサーとしてだけでなく、障がいのアナとして、司会させてもらえたことを嬉しく思います

嬉しい紹介はコチラ

特別な1日を、何気ない日常に

ふれあいフェスタは、どこか「特別」。流れる時間も、販売されているものも、来ている方も少し違う。誰もが楽しめるように、多くのサービスや配慮が設定され、手厚い印象があります。

これは大事なことであり、それだけで終わってしまっては残念なこと。ふれあいフェスタをきっかけに、日常が変わり、市内のイベントが変わっていく。「誰もが楽しめる」という発想が、当たり前になるように

配慮という方法論を知るのではなく、ただ、相手を想う。人と人が関わるとき、私たちは自然と相手を知り、何気なく相手を想い、ふと配慮をしています。それと同じように、見た目や行動が違うように見える相手に対しても、「特別」ではなく、何気なく想いを寄せられる日がやってきて欲しい。特別な1日ではなく、ふれあいフェスタの想いが日々の中に息づくことを心から願っています

WRITER

小川 優

大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。

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