コロナのあいだ

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皆さん、お久しぶりです!小川優です。

さて、7月も半ばを迎えました。緊急事態宣言も解除され、休校もなくなり、営業時間なども通常に戻り…カタチとして日常が返ってきました。

コロナのあいだ、皆さんはどんなふうに過ごされていましたか?

私はラジオ番組も休止となり、イベントもないので司会をする機会もなく、アナウンサーという仕事のほとんどがなくなりました。

そうすると不思議なもので、自分の肩書として残る「アナウンサー」という言葉を見たり聞いたりするたびに、何とも、毎日嘘をついているような気持ちになるのです。

また、私は看護師や保健師の免許があるので、使えない「アナウンサー」というカードに執着せず、今、必要とされている医療職に戻り、現場に行かなくてはいけないのでは…と、何度も考えました。

 

わたしの「伝える」

迷いもあった中、始めたのは毎晩Twitterに声をあげることでした。

 

外出自粛をはじめ、できないことが増えていったあの頃、

ダメ、ダメ、ダメという制限の連続は続けられない。限界がきて、人が動けば感染が広がってしまう…」

 

そこで、私なりに「やはり伝えなくては」とスイッチが入り、

stayhome・感染予防をしてくださったことに感謝を伝えること

また変化を少しでも感じられるよう、とにかく私は私の言葉で毎日のことを話そうと思ったのを覚えています。

 

途中からコロナ関係の苦しさは、さまざま移り変わりました

地域ごと、また、それぞれの人の中に生まれた経済状況の差、認識の差、仕事量の差、価値観の差…多くの「差」が生まれました

 

いろいろな苦しさを目の当たりにし、大きな学びがあったように思います。

私は毎日感じることを、ほぼ毎晩Twitterの中で語りました。

当時、タイムリーに聴いてくださった皆さん、ありがとうございます!

 

TwitterにアップしてきたものをYouTubeにまとめました♬

全39本(2020/4/11~6/3)
YouTubeチャンネル「障がいのアナ」

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ちょっとした裏話①本当は不安ばかり

最初に録音したのは、4月11日(土)緊急事態宣言が出た週末の昼間でした。

これまで、スタジオやロケ、取材など、環境が整った中でしか声を使ってこなかった私にとって、スマホひとつで録音したものを誰かに聴いてもらうのはすごく怖かったです。

リップノイズも気になるし、ナレーションでもラジオでもない…、求められる声の使い方も決まってなく、目標の姿も分からない…これでいいのかな?という不安が常にありました。

 

転機は、3本目の4月13日(月)の録音

聴いてくださった方から「Twitter、いいですね」という言葉をもらったことです。

ホッとしました。私は自己満足でやっているのかな…という気分にもなっていたので、本当に安心しました。

そこからは自分なりのやりたいカタチを見つけて、毎晩23時~0時に、Twitterを聞いてくれるあなたとだけ話すつもりで会話をしていくことができました。

 

ちょっとした裏話②「伝える」を支えてくれたもの

Twitterを「いいですね」って言ってくれた方にも感謝ですが、「あなたにしかできないことがある」と言ってくれた方にも感謝です。

冒頭にもお伝えしましたが、ある一種の使命感のように、医療の現場に戻らなくてはと思っていました。

それを医療職の友人に話した時に「いらない」とハッキリ言ってもらえたことが、今でも残っています。

伝えるということは誰にでもできることじゃない。伝える力があるから、その役割をやってほしい。これは広い意味での看護職の役割分担」と。

私の不安は経済状況にもありました。心のどこかには使命感とともに、大義名分といわんばかりのチャンスを探していたのかも知れません。

 

「伝える」を支えてもらった日、弱音を吐かないと決めた日。

迷わず突き進め、私は私のやり方で伝える専門家であり続ける、そう自分の中で答えが見つかった日でした。

 

おしまいに

東京都をはじめ、私たちが住む神奈川県でも、新型コロナウイルスの感染状況は終息の兆しがなかなか見えません。

WITHコロナという生活スタイルが当分続くのだと思います。

あの頃と少し違うのは、距離をとろう、マスクをしよう、手洗いをしようなど、共通認識できることが増えてきたことです。

 

「違い」があるから生きることは楽しいのだけど不安にもなる、「同じ」を見つけると安心する――

本当は、共通認識が増えても、ひとりひとりの感覚の違いは大きいものです。

だけど、私たちは生き抜くために、自然と「同じ」を見つけられるよう、心をシフトす――

 

これは、社会が柔らかくなる兆しであり、タイミングを大事にすれば、優しい力で少し触れるだけで、「違い」が「違い」ではなくなる可能性が大いにあると、嬉しくなる発見でした。

 

小川 優
  • この記事を書いた人

小川 優

大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。

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