コラム

点字ネイルに吸い込まれる

美しく描かれた指先のアートを見ていると、吸い込まれそうになる

インタビュー記事「ネイルがくれる魔法、心に栄養を」でも、私たちの心にアナをあけてくれた有本奈緒美さんのネイルサロン「Plumeria Nailへ行ってきました♬

ネイルの魔法

ネイルサロンから帰ってきて、家事もせず仕事もせず、指先ばかり眺めています(笑)

お店でネイルをしたのは、人生で2回目。夏にマニキュアをつけることはあっても、簡単にオフできないものは、私の中で「難しいもの」でした。

大学時代は看護、卒業後は保健室。爪は清潔に保つ、処置の際に凶器にならないように…と爪に望むことはそれだけでした。

アナウンサーになってから1回ネイルをしましたが、私の看護的な発想を超えてくれませんでした。

さて、いよいよ「Plumeria Nail」へ!

インタビューで、すでに、魔法をかけてもらった気分でいましたが…

点字ネイルと、小指には大理石のようなアートを♬
親指と薬指には、水彩画のような白い花模様を♪

本当の「ネイルの魔法」は、レベルが違う!!

実は、ここ2週間ほど「頑張れない自分」と、どう向き合おうかと、試行錯誤をしては改善できず、時が解決するのを待つか…と諦めていました。

見るだけで嬉しくなるものが目の前にある、小さくて可愛いものが目の前にある…それだけで、心はワクワクし「自分らしさ」が戻ってくるのだと、感謝*感激です

点字の魅力

点字も入れてみると、その魅力にもびっくり。

私が入れた2文字は、私にとって、すごく大事な言葉

目標を常に持ち歩いているような、お守りを持ち歩いているような気分です。

ラインストーンで書かれた「ア」「ナ」という文字

見るたびに「『アナ』をあける…そうそう!」と、指先が応援してくれています

人は誰でも、「ひとり」であることを感じることがあって、いくら友達がいても、応援してくださる方がいても、「ひとり」と付き合っていかなくてはいけない

自分で自分を支える― そのひとつの役割を担ってくれるようにも思いました

もっと自由に

指先に丁寧に描かれたアートは、まるで術館」

透き通る花弁に、顔を見せるめしべやおしべ、無数の色で描かれた葉… 指先に「絵画」があるという喜びをどう表現したらいいのでしょうか。

見れば見るほど、細やかな可愛らしさに吸い込まれそうになります

そして、指先に「点字」があること

「点字」には言葉の力と、アートとしての力がある。そのデザインがもつ可愛らしさに惹かれるのでも十分

もっと柔らかく、もっと気楽に、
「点字」というオシャレを楽しんでいい♬

有本奈緒美さん、素敵な時間をありがとうございました♡

有本奈緒美さんのインタビュー記事はこちら♬

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WRITER

小川 優

大学で看護学を学び、卒業後は藤沢市立白浜養護学校の保健室に勤務する。障がいとは社会の中にあるのでは…と感じ、もっと現場の声や生きる命の価値を伝えたいとアナウンサーへ転身。地元のコミュニティFMをはじめ、情報を発信する専門家として活動する。

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